自律神経がカギ!ゆらぎやすい春の整え方。

心身ともに不安定になりやすい春。
一年で最も寒暖差が激しく、気候も不安定な春。花粉やPM2.5といった不快な飛散物や、引っ越しや異動など環境の変化も気になるところ。このようにゆらぎやすい春の体調に大きく影響するのが、自律神経の働きです。体温や血圧、消化など生命維持に必要な機能を調節する自律神経には、アクセルの役割を担う交感神経とブレーキの役割を担う副交感神経があり、ふたつがバランスをとりあうことで健康なリズムをつくっています。
ところが、季節の変わり目に気温や気圧が急激に変わったり、環境が変わって強いストレスを感じたりすると、変化に対応するために交換神経が優位な状態が続きます。すると、エネルギーを消費してつかれを感じやすくなるのです。
今こそ、自律神経のリズムを意識して。
交感神経と副交感神経のバランスは、1日のリズムで変動します。朝から日中にかけては交感神経が優位に働くことで活動的に、夜は副交感神経が優位になることでリラックスモードに切り替わります。忙しい日々の中、夜更かしや運動不足、不規則な食生活によってバランスが乱れた状態が続くと、さまざまな不調の引き金に。季節の変わり目のダメージを軽減してはつらつと過ごすために、今こそ自律神経を整える生活習慣を意識してみませんか。
