充実した秋は、「眠り」を見直すことから!
「メラトニン」の分泌を高めるには?
ホルモンをきちんと働かせるために、まず注目したいのが“睡眠”。睡眠中に身体をメンテナンスする「メラトニン」や「成長ホルモン」の機能を高めるためには、毎日の睡眠を見直すことが大切です。
「メラトニン」は光に敏感なので、眠る直前までスマホを観るのはNG。薄暗い環境で分泌を促しましょう。また、原料となる「セロトニン」の分泌を促すために、朝、起きたらカーテンを開ける、散歩や通勤の時はなるべく日光の当たる場所を歩くといった習慣を。「セロトニン」の分泌は、ダンスなどのリズム運動によっても高まるといわれています。
体内時計を整えて、「成長ホルモン」の働きをアップ!
昼間の活動で傷ついた細胞を修復する「成長ホルモン」は、寝入りばなに分泌が高まります。「成長ホルモン」は体内時計と関係が深く、昼夜逆転した生活だと分泌が激減するので、夜、暗い時間帯には寝て、朝、起きたら日光を浴びて体内時計を整える生活を心がけて。
体内時計を整えるためには、食事のタイミングも大切です。夜勤などで夜に睡眠をとりにくい人は、三食をなるべく規則正しくとることで体内時計の乱れを最小限にとどめるなど、できることから工夫してみてください。